2017JPAOB同窓会開催報告

学校法人日本プリンティングアカデミー(略称JPA)とJPA同窓会は2月10日、同校理事長の浅野健氏と理事の花井秀勝氏による記念講演会および卒業生懇親会を東京・小石川の同校で開催した。一般を含め60名近くの参加者があった。
記念講演会は「2030年、印刷関連企業に求められる経営戦略、必要な人材、そしてJPAが役立てること」と題して行われた。開会にあたり日比野信也同窓会長は「同窓会が発足して10年が経った。正式決定は次の理事会になるが、浅野さんから花井さんへの理事長のバトンタッチも内定している。今回の講演会はそれを記念して企画した。今後もご支援、ご協力をお願いする」とあいさつした。
講演に先立って行われたJPAの紹介では、在校生から挨拶練習、5S活動、傾聴トレーニング、ダイレクトマーケティング、経営基礎、会計分析、事業戦略、リベラルアーツのJPAでの「8つの学び」についてプレゼンテーションが行われた。
猪股康之学校長からは、2014年4月に新運営体制に移行して以降の改革の成果と来年度計画が発表された。3年前に4名まで減少した学生数は、2019年度には変則通学も含めて24名を見込めるところまで来ている。教育理念・方針の確立、カリキュラムの全面改定、一流講師陣の充実、工房(設備)を活かした技術実習、体験学習、企業人向け短期研修の改革などの施策が着実に実を結んでいる。2017年度は、企業人向けイノベーション連続講座、JPA後援会の発足、イノベーターを輩出する経営教育、営業活動への注力などを予定する。
猪股学校長は「花井新理事長の下、JPAがさらにパワーアップすると確信している」と述べた。
JPA後援会は、浅野健氏を会長に迎え、今年6月に発足する。「印刷ビジネスの変革者が相互成長できる場づくり」をコンセプトに、設立準備を進めている。主な活動は、イノベーション連続講座を中心にした交流、全国移動交流会(在校生が全国の変革者を訪問)、海外マーケティング研究会、会報誌の発行など。会員区分は、登録会員(個人・無料)、個人会員(個人・有料)、企業会員(企業・有料)を予定し、現在、登録会員を募集中。

記事提供 株式会社印刷出版研究所様「印刷新報より」


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在校生一同

 

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記念講演会

 

kotyou

猪股学校長

 

kaityou

日比野同窓会会長

 

 

以上